英語参考書の活用法。使い方を間違えると英語上達の妨げになります!

単語や熟語、文法を覚えることは話せる表現のバリエーションを増やすために必須です

私が最も単語や文法の勉強をしたのは大学入試対策の時で、その時は「Next Stage(ネクステージ)」という英文法・語法に関する参考書と「英単語ターゲット1400」、「速読英単語必修編」という単語帳を重点的に勉強しました。

この時に覚えた知識は今でも私の英語学習のベースになっています。

ただその一方で、参考書を「ただ読む」だけでアウトプットの練習を全くせず、ただひたすら「暗記」に走ってしまうと、実践で全く使えない知識となってしまうので注意が必要です。

私自身、大学時代に単語の意味とスペルをひたすら暗記しましたが、その後社会人になって「単語を正しく発音できない為に伝わらない」ということや、「毎回頭の中で必死に英作文をする為に咄嗟にフレーズが出てこない」ということで悩み苦しみ、ただの暗記学習をしてしまったことをとても後悔しました。

参考書をただの読み物として使うことは英語脳の発達を妨げ、その後の成長に悪影響を与える可能性もありますので、使い方には十分気を付けてください。

私は若い時に変なクセをつけてしまった為に、頭の固い大人になってからそれを矯正するのにとても苦労しています

使う参考書は何でも良いですが、参考書を使う際には、付属の音源を聞きながら「正しい発音」を意識し、「声に出して読む」ことをおすすめします。

そして、子供は参考書がなくても耳で言語を学び喋れるようになることを考えると、参考書とはその真逆に位置する勉強法となりますので、英語脳を作り上げ、スピーキング力・リスニング力を養う為にも参考書の使い方には注意してください