オンライン英会話Cambly(キャンブリー)の効果的な使い方
本記事のポイント

Cambly最大の強みは英語ネイティブの講師が多いことなので、それを最大限活用するべく、レッスンの受け方を工夫するべし!

私は【Cambly(キャンブリー)】を2年以上使い続けていますが、これは本当に素晴らしいオンライン英会話です。

フィリピン人講師などのノンネイティブが主体となっているネイティブキャンプ、DMM英会話、レアジョブなどの大手人気オンライン英会話も使ったことがありますが、ネイティブスピーカーの使う表現や正しい発音に慣れ親しむという観点において、Camblyは頭一つ分は抜きん出ていると感じています。

ある程度英語を勉強した方であれば、「英語の文法は一通り勉強したし単語もたくさん覚えたのに、実際の会話となると言いたいことがうまく伝わらない!ネイティブスピーカーの話す内容が聞き取れない!」という悔しい思いを一度はしたことがあると思いますが、そんな人には是非一度Camblyを検討して欲しいです。



ご参考までに私の体験談をふまえつつ、私が考える効果的なCamblyの使い方を以下に説明したいと思います。

レッスン受講前の事前準備(レッスン内容の決め方・講師の選び方)

①レッスン内容を決める

特別に手の込んだ準備は必要ありませんが、レッスンの内容を事前に決め、レッスン中に何を学びたいのか目的を明確にしておきます。

どんなレッスン内容を選ぶにせよ、「今日はコレを学ぶ!」と事前に目的意識をしっかりと持つだけで、1レッスンの学習効果は高まります

私の場合、①自分で課題・トピックを持ち込む、②Cambly内の教材を使う、③フリートーク、の3パターンを気分・目的によって使い分けています。

レッスン内容基本3パターン

①自分で持ち込み:
基本的には自身で書いた英語日記を添削してもらいます。その他にも英語の勉強をしていて疑問に思ったことを質問します。
その為、レッスン前に聞きたい内容や添削してもらう英語日記や質問事項を事前準備する必要があります。今まさに知りたい表現を学べるので最もおススメです。自分の思いついた英語表現が、実際にネイティブスピーカーの間で使われいているのかどうかの確認もできます。

②Cambly内の教材使用:
Cambly内にはIELTS対策教材や、日常会話、ビジネス英会話などの教材があります。教材は全て英語で書かれています。
どの教材を選んでもその日のキーワードやキーフレーズが教材中にありますので、ボキャブラリーを増やしたい場合におススメです。
教材を事前に予習しておくと学習効果が高まります

③フリートーク:
英語の知識を増やすという観点では、①や②に劣りますが、ネイティブスピーカーとの会話のテンポに慣れたい場合にはおススメです。
ただし、先生の使った表現を最低でも一つは吸収すると予め決意しておけば、ボキャブラリーを増やすこともできます。①で余った時間をフリートークに回すという方法も結構学習効果が高いです。

②講師を選ぶ

選べるほど多くのネイティブスピーカーが在籍しているという点がCamblyの最大の魅力だと思います。

私は仕事柄アメリカ英語に慣れたいと思っているので、いつも必ず下図のように「講師のアクセント」でフィルターをかけ、アメリカ人またはカナダ人でレッスンを受けるようにしています。

気に入った講師に出会ったら是非「お気に入り」登録をしておきましょう。


レッスンの進め方、気を付ける点

自身でトピック・課題を持ち込む場合

私がCamblyでレッスンを受講する際、基本的にはいつも自身で書いた英語日記や気になる表現をチャットボックスにコピー&ペーストして添削してもらいます。流れは大体以下の通りです。

英語日記添削の流れ

①講師に文法間違いを直して欲しい旨、及び自然な表現を教えて欲しい旨を伝える。
私はよく、「I’d like you to look over my journal that is written in English. Please correct my grammatical mistake and paraphrase it into more natural or casual expression.」という感じで言っています。

②チャットボックスに日記をコピー&ペーストし、まず音読
「I’ll read it out first」と言っておくとスムーズです。このことによって、自身の書いた文章の内容を再確認したり、実際の口を動かすことでスピーキングの練習にもなったりするので、この作業はとても重要です。私は必ず音読をやるようにしています。

③一文ごとに、講師と一緒に内容チェック
簡単な修正は口頭で指摘してもらうだけの時が多いですが、文章が丸々変わってしまう場合には、必ずタイピングしてもらいます。もし講師がチャットボックスに書き込んでくれない場合には、「could you type it?」と言います。

④貪欲にパラフレーズを求める
ある程度英作文に慣れてくると、そんなに修正されなくなってきます。ただしそれでは一瞬で添削が終わってしまいますし、何も学べません。そこで私はよく、「If you were me, what would you say? Do you come up with any other similar expression?」と聞いて、貪欲に新しい表現を学ぼうとします。

もしくは、

英語の表現方法について確認したい時(※質問を切り出すタイミングが分からない人向け)

例えばもし、「お金の余裕は心の余裕」という内容を英語でどう言えばいいか聞きたい場合には、以下のようにとりあえずキーワード、もしくは自身の考えた英語表現をチャットボックスに書き込みます。

Things to ask: Financial leeway makes mental stability. Money makes the man.

レッスン開始と同時に書き込むと、大抵の講師は「え?ナニコレ?」「質問有難う!」など様々な反応をしてくれるので聞きそびれることはありません(チャットボックスに気付かない講師もたまにいます)。

結局のところ、ポイントは、学びたい内容を事前に整理しておき、それをチャットボックスに書き込むことです。これによりレッスン効率は上がりますし、復習もしやすくなります

Cambly内の教材を使う場合(※2020年6月に教材が大幅に変更されました)

レッスン開始前に予め教材を選択しておきましょう。IELTS対策教材やTOEFL対策教材、日常会話、ビジネス英会話など、様々な教材が利用できます(下図は教材選択画面の一例です)。

教材の内容は、下図のようにレッスンを実際に受講するまでは全容を把握することができません。その代わり、予習用スライドとして2~4枚ほど抜粋スライドを見ることが出来ますので、事前にキーワードを予習しておくとよいでしょう。

レッスンが始まれば、選択した教材が自動的にスクリーンに表示されるので、教材を使ったレッスンをスムーズに開始できます(※アップデート前は講師が教材に気づいてくれなかったので、若干不便でした)。

レッスン中は下の画像のように、スライド形式のレッスン教材が画面の一番左に表示され、講師や自分の映像、チャットボックスがその右に表示されます。

メモ機能やチャットボックスを使うとレッスン後の復習がし易くなるので、是非積極的に使いましょう。

なお、新たに教材に直接メモをペンツールで書き込む機能が追加されましたが、レッスン後に記入内容は見られなくなってしまうので注意しましょう。

ちなみに、私がこれまでに受講したレッスンは以下の通りになります。

受講完了済みレッスンが増えてくると結構嬉しい気持ちになります。

フリートークを選んだ場合

ただ会話を楽しむだけなので難しいことは特にないです。

ただし、少しでも学習効率を上げる為に、相手の表現方法を盗む努力はした方が良いです。

私の場合、レッスン中に講師が使う英語表現を常に意識することで、「お、今日はこのフレーズを覚えておこう」というようにして、最低1つは講師が言った英語表現を覚えるようにしています。

また、聞き取れない表現があった場合、うやむやにして流さず、「Could you say that again?」と言って、言い直してもらいましょう。

意図しない方向にレッスンが進みそうな時の対処法

レッスンの注意点として、講師の中には「今日はどんなレッスンをしたい?」と聞いてくれる人がいる一方で、ただお喋りが好きなだけの人もいます。

もし講師のお喋りが止まらず、思った通りにレッスンが受けられそうにない場合には、「I’m sorry to interrupt you, but I have a specific topic that I want to do in this lesson」と言って、無理やりにでも話を遮りましょう。

あくまでも個人的な経験に基づく感想ではありますが、他のオンライン英会話に在籍しているフィリピン人講師と比べると、ネイティブスピーカーは生徒に対してあまり手を差し伸べてくれない傾向がありますので、自らやりたいことを主張する必要性があります

レッスンの復習~録画された動画・チャット履歴を活用しよう~

Camblyではレッスン動画が自動で録画され、それを後で閲覧&ダウンロードできます。

この機能のおかげで、「あの時、講師は何て言っていたっけ?」と思った時にその発言内容を復習できたり、自身の発言や発音の確認をしたりできます。

なお、下の画像は復習動画の実例ですが、講師がチャットボックスに書き込んだ内容はレビュー動画でも確認できます。

もしレッスン後に「今日はあんまり新しいことを覚えられなかったな、、、」と感じてしまった場合には、レッスン動画を一度見直して、講師が実際に使っていた表現を一つ覚えると良いでしょう。

最適なレッスン時間・受講頻度・料金プランは?

まず、Camblyにおいて学習計画や登録する料金プランを考える上で絶対に知っておくべき事があります。それは、「やり残したレッスンを翌日、翌週にまとめてやることは出来ない」ということです。

例えば週3日、一回30分のプランに申し込んでいたとします。そしてある日、忙しさのあまり10分しかレッスンを受けられなかったとします。

この時、翌日に残りの20分のレッスンを受けることは出来ません。何分残っていようとも、翌日には30分のレッスンを一回消費したものとみなされ、残っていた時間は消えてしまいます。

また、ある週がとても忙しく、2日しかレッスンを受けられなかったとしても、翌週に4日分のレッスンは受けられませんので、1日分のレッスンの権利が使わずして無くなってしまいます。

以上のシステムと私の経験を踏まえると、最適なレッスン時間・受講頻度は週3日、一回30分です。

どうしてもレッスン出来ない日があるかもしれませんし、やり残したレッスンを繰り越しできないことを考えると、週5日以上の頻度はリスキーです。ただ、英語の勉強は継続が大事なので、週1日だと少ないと思います。

また、私の経験上、上述した私のCambly活用法であれば30分で十分ですので、一回のレッスンが60分というのは長すぎると思います。

正直、私は30分であっても、たまに「今日は30分が長く感じるな・・・」と感じることがあります。

英語の勉強方法は様々で、シャドーイングも非常に有効な勉強法ですので、英会話を30分で切り上げる代わりにシャドーイングするというものアリだと思います。

なお、値段はレッスン時間、レッスン数だけでなく、契約期間によっても変わってくるので、【Cambly(キャンブリー)】のホームページで確認して頂ければと思います。頻繁に割引キャンペーンもやっていますので、申し込み時には事前にキャンペーンがあるかどうか確認することをおススメします。

オンライン英会話Cambly(キャブリー)の割引キャンペーン情報⇒Camblyのキャンペーンについて(内部リンク)

まとめ

私はこれまでに様々なオンライン英会話スクールを試しましたが、Camblyほどネイティブ講師が充実しているスクールはありませんでした。

Camblyを選ぶ英語上級者や英会話講師が多いのもこれが理由かもしれません。

上述したように、ネイティブスピーカーが多数在籍しているというメリットを活用しつつ効果的な使い方をすれば、確実に英語力はレベルアップすると思います。

英語のレベルをワンランク上げたいのであれば、Camblyは絶対に試す価値のあるオンライン英会話ですので、気になる方はまず体験レッスンを受けることをおススメします。

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