Pythonはデータ分析や、機械学習、ディープラーニングに強いプログラミング言語といわれています。
私はプログラミングに関して超初心者ですが、Pythonが初心者に優しい比較的シンプルな言語といわれていることや、将来的にPythonを自身の仕事に取り入れたいという思いもあり、最近勉強を始めました。
Python習得の為の第一歩として、「PyQ 7days Pythonチャレンジ」をやってみたところ、思いのほか素晴らしかったので、本記事ではその内容について以下に纏めておきます。
なぜPyQを選んだのか
Pythonを勉強しようと決意してから色々と学習方法を調べてみましたが、PyQは圧倒的にコスパが良さそうでした。
PyQはPython学習に特化したオンライン学習サイトで、10日間の無料体験中に300問を超える演習問題を解くことで、Pythonの基礎を学ぶことができます。
詳細はこちら→オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」
プログラミングスクール最大手のTech academyは手厚いサポートがありそうでしたが、値段が高く、ほぼ趣味で勉強する完全素人の私にはちょっと手が出せませんでした。詳細はこちら→Pythonコース
また、Progateという学習サイトにもPythonの学習コースがありましたが、PyQよりも教材のボリュームが大分少なかったのでやめました。
詳細はこちら→Progate
<Pythonの学習サービス比較> |
Tech academy | Progate | PyQ |
---|---|---|---|
コース | Python4週間コース | Python Ⅰ | 7 daysチャレンジ(10日間の無料コース) |
値段 | 163,900円(税抜) | 0円 | 0円 |
学習時間の目安 | 160~200時間 | 1時間45分 | 62時間 |
Progateは月額980円(税抜)の会員になると、残りのPython Ⅱ~Ⅴコースやその他の言語も受講できます(全Pythonコースの学習時間目安:約9時間)。
PyQは 月額3,040円(税込み)の会員になると、1000問以上の学習教材を利用できます。
他のプログラム言語に興味がある場合や、手厚いサポートを期待するのであればPyQでなくても良いのかもしれませんが、Pythonを学習したい私にとっては、PyQがベストでした。
PyQ 7 days Pythonチャレンジコースで使える学習教材
7daysチャレンジでは、だいたい入門書一冊分の分量の教材を無料で使うことができます。
下表は、PyQにあるカリキュラムの一覧ですが、その内の赤字で表示されているカリキュラムを7daysチャレンジで利用できます(有料コースに登録すれば、Web(Django, Flask, API, スクレイピングなど)やデータ分析(Pandas, Jupyter, Numpyなど)、機械学習などの学習もできるようです)。
チュートリアル | プログラミングことはじめ | プログラミングはじめの一歩 | Pythonはじめの一歩 |
Python初級 | Python文法速習 | プロの所作 | Python中級 |
実務でのPython | 標準ライブラリー | Pythonチャレンジ | データベース初級 |
はじめてのWebアプリケーション | Django入門 | Django初級 | Django中級 |
データ収集とWeb API | Jupyter Notebookと可視化 | 数学とアルゴリズム | Pythonデータ処理初級 |
Pythonデータ処理中級 | Pythonデータ処理実践 | NumPyデータ処理 | Python統計分析 |
Python機械学習初級 | Python機械学習中級 | Python機械学習実践 | 数理的アプローチによる問題解決 |
また、各カリキュラムには様々なクエスト(=テーマごとの問題グループ)が存在します。
7daysチャレンジで学習できるクエストは以下の通りです。
print()、変数
計算、if文
list, for文
辞書
集計
ファイル読込、文字操作
日時の操作
ファイルへの書き込み
はじめの総合演習
はじめのチャレンジ
Pythonでミニゲームを作ろう
関数の基本
タプルの使い方
文字列
データ型
繰り返しを学ぼう
初級の総合演習
初級のチャレンジ
ユニットテストの基本
OS
1つのクエストの中には、複数の演習があります。例えば、下図のように「関数の基本」というクエストの中には6つの演習問題があります。
PyQの学習画面
通常、Pythonはパソコンにダウンロードして使うものですが、PyQではオンライン上でPythonを扱います。
下図のように、演習問題や解説が画面の左側に表示され、右側にコード入力画面と実行結果が表示されます。
Python素人にはPythonを使用する為の環境設定が結構大変なので、その面倒な手間を省けるのは結構有難いと思います。
なお、本コースは7daysチャレンジと書いてありますが、10日間無料で利用できます。
7日間でクエストを解いて、残りの3日間で復習するというコンセプトのようです。
結構ボリュームがあるので、一日4~5時間ぐらいかけてやらないと一週間で終わらないかもしれません。
プログラミング知識ゼロの私の場合、全部終えるのに32時間かかりました(※一部、考えることを放棄して回答をコピペした問題もあります)。
感想
平日仕事をしながらの7daysチャレンジは結構大変でしたが、かなり基礎知識が身に付いたと思います。
文法の基礎を覚えたおかげで、CSVファイルの読み込み/書き込みやデータの集計など、簡単な作業はPythonでできるようになりました。
また、Pythonの仕組みを理解したおかげで、自分自身でコードを書けなくても、コードを見ればどんな処理をしているのかがなんとなく分かるようになり、色々と用語を覚えたおかげで、ネット上にある解説記事を読んだ際に内容を理解できるようになりました。
実体験として、たった一週間でかなりレベルアップできたので、Python入門者には7days チャレンジを試すことをおすすめします!(↓公式サイトはこちらです↓)