DMM英会話の効果的な使い方~教材の選び方と予習・復習の方法~
本記事のポイント

・DMM英会話で英語のスピーキング力を向上させる為のポイントについて解説
・教材には「自習向き教材」と「レッスン向き教材」がある
・予習、復習のやり方について

本記事では、DMM英会話を効率的に活用し、最大限の学習効果を発揮する為の方法、特にスピーキング力を向上させる為の方法について、解説します。

DMM英会話の教材について

DMM英会話を一度使い始めると、その教材の多さに圧倒されると思います。

下図のように、教材のカテゴリー数だけでも全27種類(2020年9月現在)あり、確実に数1000以上の教材数があります。

様々な学習目的、学習者の英語レベルに応じた教材が利用可能なので、全ての英語学習者のニーズに対応していると言っても過言ではないでしょう。

しかしその一方で、その教材の多さのあまり、教材選びに疲れてしまったり、ただ何となく様々な教材をこなすだけの日々になったりして、非効率な英語学習になってしまう可能性もあります。

だからこそ、英語力を効率的に向上させる為には、教材の選び方、使い方はとても重要です。

教材の選び方

DMM英会話では様々な教材が利用できますが、大きく分けると「自習向きの教材」と「レッスン向きの教材」があります。

自習向きの教材

例えば、DMM英会話には「文法」や「語彙」というカテゴリーの教材がありますが、こういう「知識・表現力を増やす系」の教材は自習向きです。

レッスン教材に選んだとしても、ただ講師と一緒にテキストを読むだけになりますので、わざわざレッスンで使う意味は殆どないです。

もし文法等の基礎知識が足りていないと感じているのであれば、自習に励みましょう。

レッスン向きの教材

一方、「デイリーニュース」や「テーマ別会話」「ディスカッション」というカテゴリーの教材はレッスン教材としておすすめです。
これらの教材では、ある特定のニュースやお題について、自分の意見・主張を話すことが求められますが、自身の経験上、このような「実践アウトプット系」の教材の方がスピーキング力の向上に繋がりやすいです。
ただし、ただ闇雲に英語を話すだけでは上達はあまり見込めないので注意が必要です。予習・復習・反復練習をした分だけ、英語力は上達します。

レッスン向きと自習向きの中間的な教材

英語初心者の方の中には「ディスカッションは荷が重い」という人もいるかと思います。
そういう方は、教材の最後にちょこっとだけ質疑応答が入ってくる教材(「会話」「ビジネス」「旅行と文化」など)が良いでしょう。
これらは上述した「知識・表現力を増やす系」と「実践アウトプット系」の丁度中間レベルの教材になります。

試験対策におすすめの教材

英検、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの試験対策をしたい人は、「専用の対策教材」を使うと良いでしょう。上図のように、DMM英会話には多数の試験対策教材があります。

実はDMM英会話の最大のメリットはこの試験対策教材の豊富さともいえますので、今後上記いずれかのテストを受ける予定の人は是非試して欲しいと思います。

なお、試験対策教材も「実践アウトプット系」ですので、スピーキング力向上の効果は高めです。

実際、私は試験を受ける予定がないにも関わらずTOEFLやTOEICスピーキング対策講座を何度も受け続けた結果、以前にも増して英語で自身の意見を伝えるのが上手になったと思います。

フィルター機能

なお、自身の英語力に見合った教材を選ぶ方法として、DMM英会話の教材選択画面でフィルター機能を使うと便利です。

下図のように全10段階で教材レベルが分けられているので、フィルター機能を使うことで「簡単すぎる教材」や「難しすぎる教材」を避けることができます。

DMM英会話の公式ページに行けば、教材の中身を実際に見ることができますので、気になる方は是非ご自身で確認してみてください。
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レッスン受講前の事前準備:予習は絶対にしよう

レッスン前に少し予習をするだけで、何倍も学習効果が上がります。抑えるべきポイントは以下の3つです。

抑えるべきポイント

・知らない単語を調べておく
・教材中にある「質問」に目を通し、自分の意見を英語で言う練習をしておく
・気になる表現、質問したいことなどを整理しておく

DMM英会話では、有難いことにレッスン開始前であってもレッスン画面への入室・退室が自由にできますので、予習時にはこの機能を活用すると良いでしょう。

レッスン時間の5分前に入室し、少し教材を見ておくだけでもレッスンの質が向上しますので、是非とも予習の癖をつけるようにしましょう

レッスン中の注意点

①Sample answer(回答例)は可能な限りもらう(※回答例がない教材もあります)

レッスンを受けていて、何か質問に答える機会があった場合には、出来る限り回答例を講師に送ってもらいましょう。

講師の中には回答例を送り忘れる人が結構いますが、そういう時は「Could you give me a sample answer?」と言うと良いです。

もし口頭でSample answerを喋り出した場合には、「Could you type it?」とか「Copy & Paste, please.」と言うと良いでしょう。

このようにすることで、下図のようにチャットボックスに回答例を書き込んでもらえるので、後で復習がしやすくなります。

②意味がないと思ったらスキップする

教材の中には、必ず「既に知っている内容」や「全く興味ない内容」が含まれていることがあります。

そういう時は、「Let’s skip this.(これはスキップしよう)」や「Let’s move on to the next exercise.(次の演習に進もう)」といって、無駄な時間を省くことも大切です。

レッスン時間はたったの25分しかありませんので、時間を有効活用しましょう

レッスン後は復習が大事

DMM英会話では、レッスン終了後に毎回下図のようなレッスンノートが作成されます。

このレッスンノートには、講師からのフィードバックやレッスンで習った表現などが記載されますが、自身で重要単語を追加することもできます。

また、レッスン後であってもレッスンページに入ることが可能で、レッスンページではチャットボックスのコメント履歴や使用教材の復習ができます。

是非、レッスン終了後はレッスンノートを活用して、復習をしっかりと行いましょう。

まとめ

DMM英会話は講師の質が高く、教材の数も多いので、上手く使いこなすことが出来れば確実に英語力は向上すると思います。

業界ナンバーワンを謳うだけのクオリティは確かにありますので、もし興味があれば無料体験レッスンを受験してみると良いでしょう。
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