ハワイ島3泊4日の旅(2日目)アカカの滝、マウナケア山

ハワイ島最大!アカカの滝

朝10時頃ホテルを出発し、ホテルから北へ30分ほど車を走らせた所にあるアカカの滝へ。

駐車場からアカカの滝までのアクセスは、徒歩5分程度で、一周800mほどの散策路の途中にある。

アカカの滝はハワイ島最大の滝で、落差は約130m。どことなく華厳の滝を彷彿とさせる、立派な滝だった。なお、散策路にカフナ・フォールズという滝もあるが、こちらはイマイチだった。

滝を観た後は、ヒロ市内に戻り、スーパーで昼食にロールやバーガーを購入。この日はクリスマスということで、開いているレストランが限られていたので、ホテルの部屋で昼食をとることにした。

ハワイ諸島最高峰マウナケア山(標高4205m)での夕日鑑賞ツアー

そして14:50、ホテルロビーでJacksツアーのミニバンにピックアップしてもらって、マウナケア山頂まで行くツアーに参加。

事前に調べた情報によると、マウナケア山頂までは四輪駆動の車が必要だが、そもそも一般車両の立ち入りが禁止されている為、観光で山頂まで行きたい場合にはツアー参加が必須とのことであった。

15:45にマウナケアの麓の駐車場に到着。ここで4輪駆動の車に乗り換え。どうやらこのツアーの参加者の多くはコナからやってくるらしく、乗り換えた先の車には既に多くのツアー客が乗っていた。

そしてそこから約15分車を走らせると、オニヅカビジターセンターに到着。この場所の標高は2804m。標高4205mの山頂に行く前に、高山病対策として、配布された弁当を食べながら60分程度休憩をした。

ちなみにオニヅカビジターセンターという名称は、エリソン・オニヅカさんという、ハワイ出身でNASA初の日系人宇宙飛行士を称えて、名付けられたらしい。ここではお土産が売られていたり、マウナケアに関するビデオが流れていたりする。

また、オニヅカビジターセンターの脇には、シルバーソード(銀剣草)の群生地がある。

シルバーソードはハワイの限られた高地にしか生息しないというとても貴重な植物で、数10年にたった一度しか花を咲かさない。その上とても繊細で、うっかり触ってしまうと、人間の体温で火傷して枯れてしまうとのことであった。

今回は残念ながら花は見られなかったが、文字通り銀の剣のようなツンツンとした茎を見ることができたので十分満足した。

ちなみに、オニヅカビジターセンターのあたりでは、可愛い鳥が歩いていた。何て鳥だったのだろう?

休憩後はいよいよ山頂に向けて出発。ここから山頂までは30分程度で、未舗装の道が続く。

出発してちょっとしたら辺りは雪景色に変貌。道のいたる所でトラックの荷台に雪を積んでいる人がいた。きっと彼らが折角積んだ雪の大半が街に戻る頃には溶けてしまうのだろうな、とか、そもそも何に使うのだろうか、等考えているうちに、ついに山頂に到着。

外に出てビックリ。まさかの氷点下だった。

山頂からの景色は絶景!辺り一面に広がる雪景色と、いたるところに立っている各国、各機関の天文台がなんとも幻想的な雰囲気を作り出していた。日が沈むにつれ、雪の色が白から赤へと徐々に変化していく様子も幻想的で良かった

ちなみ事前に予約をすればすばる天文台の見学をすることもできる。今回の旅行期間中は残念なことに、望遠鏡のメンテナンスの為見学を受け付けていなかったので、またいつかリベンジしようと思う。

夕日を堪能した後は、オニヅカビジターセンター周辺で星空観賞会。ギリシャ神話の面白エピソードを交えつつ、星座について色々と解説してもらえてとても楽しかった。

ホテルに戻ったのは21時頃。ツアーに申し込む前は、ただ山の上で夕日を観るだけの為にわざわざツアーに参加するのもどうか、と少しツアーの参加を迷っていたが、結果として大満足のツアーとなった。

3日目に続く