基本データ（山域、標高、標準コースタイム）
山名：北横岳（八ヶ岳連峰）
場所：長野県茅野市と南佐久郡の境界付近
標高：2,472m（北横岳南峰）、2,480m（北横岳北峰）
登山口の標高：2,230m（北横岳ロープウェイ山頂駅）
標準登山時間：2時間30分(山頂駅⇒北横岳南峰⇒坪庭周回⇒山頂駅)
登山の記録
朝東京を出発し、10時頃途中の双葉サービスエリアで休憩。焼売が美味しそうだったので買ってみたところやっぱり美味しかった。また、おやつ用にパン屋でパンを購入。
12時25分、北八ヶ岳ロープウェイ乗り場に到着。
建物に入り、売店を抜けるとチケット売り場及び改札がある。ここには、坪庭の開花情報の掲示板があるので、事前にチェックしておくと、より一層坪庭散策を楽しむことができる。
12時40分山麓駅発のロープウェイに乗った。山頂までの乗車時間は7分。ロープウェイからの景色は中々素晴らしかった。
山頂駅に着いたら、登山届を記入。
そして13時ごろ登山開始！
坪庭遊歩道の入り口には木製のキツツキと遊歩道整備の為の募金箱が設置されていた。紐を引っ張るとキツツキが動く仕掛けのようで、子供がキツツキにご執心だった。
横岳神社はあまりにも小さくて立ち寄る気にならなかったので、遠くから写真だけパチリ。
5分ほど歩いた頃、第一休憩所付近から駅の方を振り返ると結構良い景色が広がっていた。
坪庭には溶岩がゴロゴロと転がっており、遠くには縞枯山が見えた。縞枯山は名前の通り、枯れている木と緑の木が縞状のコントラストを作っていた。この縞枯れ現象は非常に珍しいもので、100年周期で変化するとのことだが、まだ分かっていないことも多いらしい。
有難いことに、坪庭に咲いている花木には名札が添えてあった。
13時15分、坪庭と北横岳登山道の分岐に到着。ここを左に曲がると本格的な登山が始まる。
背の高い木々の間をちょっと下る。
13時25分、小川に到着。ここから本格的な登り開始！
つづら折りの坂道を登る。日向はちょっと暑いけど、空気がひんやりしているので日陰に入るととても涼しい。
13時50分、三ツ岳分岐を通過。ここまで来ると登りは一段落。北横岳ヒュッテまではなだらかな道が続く。
13時57分、北横岳ヒュッテに到着。最後の登りの前に、双葉サービスエリアで購入した「甲州ワイン牛カレーパン」を食べエネルギーを補給！とても美味しかった。そして10分ほど休んだ後、山頂に向けて北横岳ヒュッテを出発。
10分ほど登ると、最後に長い階段が現れる。
そして14時23分、北横岳南峰に到着！かなりゆっくり歩いたのにわずか1時間20分で山頂まで来ることができた。蓼科山が目の前にそびえ立っていた。
振り返ると、一部南アルプスの山々や八ヶ岳がよく見えた。残念ながら富士山は雲のせいで見えず。空気がひんやりして気持ち良かったので、パンやみかんの缶詰を食べたり、写真を撮ったりしてゆっくり過ごした。15時3分、北横岳南峰出発し下山開始。
15時15分、再び北横岳ヒュッテに到着。せっかくなので七ツ池に行くことにした。
15時20分、七つ池到着。白樺が湖面に映っており、結構きれいな場所だった。
15時30分頃、再び北横岳ヒュッテに戻り、数分休憩してから下山再開。15時40分に三ツ岳分岐を通過し、16時10分に坪庭と北横岳登山道の分岐に到着。ここからは来た道を戻らず、時計回りに坪庭散策路を歩く。
16時22分、階段を下り坪庭南口分岐到着。
そして16時29分、山頂駅に到着！どうやら往復1時間で森林浴展望台までいけるコースがあったみたいだが、既に夕方だったので今回は行かなかった。
山頂にはカフェがあり、ここでは一日限定100個の「こけももソフトクリーム」を販売している。カフェが閉まっていた為、残念ながら食べられなかった。
16時40分、山頂駅からロープウェイに乗り下山。
麓の駅の売店で、ソフトクリームの代わりに「こけももクリームチーズ大福」と「つるこけももジュース」を購入。程よい酸味でどちらも美味しかった。
17時50分、白樺湖のほとりにあるホテル「パイプのけむり」にチェックイン。
夕飯の時間は18時~20時までと短かったが、ビュッフェスタイルで結構美味しい料理があった上に、ビールや日本酒（真澄）、ワイン、焼酎が飲み放題だったので、中々満足度の高い夕食だった。
翌日は霧ヶ峰のトレッキングがあるので、この日は22時頃に就寝した。
総評：手軽に登山を楽しみつつ、八ヶ岳やアルプスを見られるのは嬉しい
総歩行時間が3時間30分程度と短い割に、山頂からはアルプスや八ヶ岳を見ることが出来たので、とてもお手軽で良いコースだった。また、夏真っ盛りにも関わらず、標高が高い上に日陰が多かったこともあり、全体的に涼しかったのも良かった。
