満開のニッコウキスゲと季節外れの水芭蕉を楽しむ夏の尾瀬ハイキング(2日目:見晴十字路~大清水)

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トレッキングの記録(2日目)

朝7時15分頃、弥四郎小屋を出発。この日は沼尻、ビジターセンターを通って大清水まで行くルート。

沼尻に行くには峠を越える必要がある。木々の茂る、よく整備された道を100分程歩いた。

9時頃、峠を抜けて白砂田代に到着。ここは山間のひっそりとした広場という感じで、なんだか心が休まる場所だった。

そして、なんと驚くことに、ここには季節外れの水芭蕉がいくつも咲いていた。

白砂田代から沼尻までの道中、なんとも美味しそうなキノコを発見。こんがり焼いたハンペンのような見た目をしており、とても興味がそそられたので写真を撮ることにした。

9時30分、沼尻に到着。ここにはタテヤマリンドウがたくさん咲いていた。

そして、ここでちょっと休憩していたところ、強い雨が降り出したので、雨具を着ることにした。

写真を撮るのは控えめに、雨の中を黙々と歩く。

あまりに立派なギンリョウソウだったのでおもわず写真撮影。

11時頃、大江湿原に到着。ここではニッコウキスゲが見頃を迎えていた。幸いにも雨が小降りになったので、必死に写真を撮った。

11時20分頃、尾瀬沼ビジターセンターに到着。雷が鳴って、あまりにも雨が強かったので、ここでランチ休憩をとることにした。また、ビジターセンターには尾瀬で見られる花や動物に関する資料があって、結構楽しめた。

休憩後は黙々と歩き、14時頃一の瀬に到着。ここからはシャトルバスに乗り大清水まで移動。

大清水でバスを乗り換え、15:30頃、戸倉にある宿「玉泉」に到着。

有難いことに宿泊者はチェックアウト後でも温泉を使っても良いとのことだったので、ここ汗を流した後、帰路へ。最後は雨に降られてしまったけど、良いハイキングだった。

今回歩いたルートは上図の通り。花の写真を撮りながらののんびりハイキングだったから2日間歩いた割には全く疲れがなかった。

総評:綺麗な花や燧ケ岳・至仏山を見ながらのんびりと歩く湿原ハイキングは最高

尾瀬は全ての道がよく整備されていて、また高低差もあまり大きくないので、体力的にとてもやさしかった。

また、多くの種類の花を鑑賞できたり、燧ケ岳・至仏山といった日本百名山にも選ばれている立派な山を近くで見ることができたりと、とても魅力的な場所だった。

ハイキングルートが沢山あったり、至仏山・燧ケ岳までの登山ルートもあったりと、一回行っただけでは堪能しきれない良い場所だったので、是非また行きたいと思う。

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