世界で最も海が美しいバハマ3泊4日の旅(3日目)グレートエグズーマ

この日はナッソーとは別の島に行く為、朝4:00起床で空港に出発。

6:20発のバハマ航空でグレートエグズーマ島(Great Exuma Island)へ。移動に使用した飛行機はまさかのプロペラ機だった。飛行中揺れる度にちょっと不安になりながらも無事、7:00にグレートエグズーマ島のGeorge town空港に到着。フライト時間は僅か40分と短かった。

ナッソーとは違い、エグズーマの空港は大分こじんまりとしていた。

空港でレンタカーを借り、予約していたボートツアーに参加する為に早速February pointというリゾート地にある船着き場へ。

今回予約したツアー会社は「Off Island Adventures」(注:2018年時点ではOff Island BoatToursに名称を変更している模様)。9:00から4時間の貸し切りプライベートツアーで料金はUS$400。参加者は僕と妻の二人だけ。停泊している小型船に乗り、いざツアーに出発!

まず最初に向かったのはウミガメの生息地。たくさんのウミガメが優雅に泳ぐ様子を観察できた。ウミガメにはタグがつけられていたが、生態調査の為とのことであった。

 

ツアーでは沈没船のスポットにも立ち寄った。何やら色々と説明してくれていたがあまり興味がなかったので忘れてしまった。ただ、財宝が眠っているといった類の夢のある話はなさそうだった。

石灰岩の侵食による洞窟を横目に見ながら、次に向かったのはSand bar。実はこの場所はバハマ旅行計画中に写真をネットで見つけて以来、どうしても行って見たかった場所なので期待が高まる。

着いて感動! 360°見渡す限りターコイズブルーの海の中に真っ白な砂の道が伸びていて、まるで天国にでもいるような美しい光景が広がっていた。貸し切りツアーだったのでこの絶景を独り占め。最高だった。

ちなみに下着メーカー「ビクトリアシークレット」の撮影も何度か行われているみたい。ガイドのスティーブンがモデルの写真を僕らに見せながら嬉しそうに語っていた。また、パイレーツオブカリビアンのロケもこの周辺で行われたとのことであった。

Sand barに停泊中、スティーブンが巨大なヒトデを捕まえて見せてくれた。本当にでかい!こんなに大きいヒトデを見たのは初めてだったので面白かった。スティーブンの説明では、ヒトデは自分でひっくり返ることができない為、海に戻すときはちゃんとお腹を下にして置かなければいけないとのことであった。

またスタディーブンの説明では、エグズーマには小さな島が多数あり、それぞれがプライベート島でハリウッドの大物俳優などが保有しているとのことであった。

そしてSand Barを堪能した後は、もう一つのメインイベント、現生のストロマイトが発達しているエリアに向けて出発!

ストロマトライトはストッキングアイランド(Stocking Island)の東側で見ることが出来る。ただ、スティーブン曰く東側には船を停める場所がないとのことで、今回のツアーではストッキングアイランドの西側に船を着けて、反対側の海岸まで歩くこととなった。

5分程歩くと島の反対側に到着。眼下には綺麗な海とストロマトライトが広がり、中々の絶景だった。

折角ここまでやってきたので、早速ストロマトライトの観察。よく教科書で見るようなラミナが見られることを期待していたけど、残念なことに表面を見るだけではよくわからなかった。でもストロマトライトの堆積環境のイメージを持つことが出来たので勉強にはなった。

また、ちょうどこの辺りのビーチはサンゴの破片が混じっている為にほんのりピンクがかかっていて、ピンクビーチとよばれているらしい。確かにピンク色で綺麗だった。

ストロマトライトの後は野生のエイがよく見られるスポットへ。ビーチに足を突っ込んでいるとエイが近くまでやってきて、間近でじっくり見ることが出来た。中々貴重な体験だった。

そしてあっという間に4時間が経ち、13:00頃ツアー終了。ガイドのスティーブンは良い人だったし、プライベートツアーということで結構融通聞かせてもらったし、とても満足度の高いツアーだった!このツアーを申し込んで本当に良かった。

13:00にツアーが終わった後は「J&M」という屋台レストランでランチ。本当は隣のShirleysというレストランでシーフードを食べようと思っていが、閉まっていてどうしようかと困っていたところを従業員に声かけてもらって、急遽ここで食べることにした。ただ結果として、ビーチ横のテーブルは快適だったし、ランチも結構美味しかったので満足した。

ランチ後は、帰りのフライトまで時間があったので島の南東までドライブ。道の一番端まで行ってみると、マングローブが群生している場所に到達。なかなか見応えのある場所だった。

また、島の南東端にはSalt pondという場所があることをgoogle mapから発見。観光地ではないので、看板が出ていたり駐車場があったりするわけではないが、気になったのでgoogle mapを頼りにちょっと立ち寄ることにした。

少し木々を掻き分けsalt pondまで来てみると、名前の通り本当に一面が塩の結晶で埋め尽くされていた。蒸発岩の堆積環境を直接見ることができて、少し勉強になった。

ちなみにsalt pondではちょっとしたトラブルが発生した。まず、salt pondに寄った際、廃油?のぬかるみに足がはまってしまった。足が真っ黒になってしまったので、デジカメを車のトランクの上に置いて、ペットボトルの水で足を洗った後、市街に戻るべく出発。

10分頃車を走らせた後、妻が「デジカメどこ?」と聞いてきたことでデジカメをトランクの上に置き忘れたまま出発したことが発覚。

慌てて戻り、道路に転がってるデジカメを回収。幸いにも途中一台も車が通らなかった為にデジカメが轢かれることはなかったが、レンズがかなり傷ついてしまった。ただ、貴重な写真データを失わずにすんで良かった!

その後、19:00発のフライトでナッソーに戻った。夕飯はAtlantisリゾート内のイタリアン。US$200と高かったけど美味しかった。その後、夕飯代を稼ごうとCasinoへ。見事にUS$200負けてしまった。

一日中遊びつくして、この日は0:00頃就寝。

4日目に続く