今の時代、インターネットで「英語 勉強」と検索すると無数の勉強法やそれらの口コミ・評判などに関する情報が出てきますが、英語学習方法が多すぎるあまり、何をやったら良いのか逆に分からなくなってしまうことがあると思います。
私自身、色々と悩み、自分にとっての最適な勉強法を見つける為に、以下に示すように様々な英語の勉強法を試してきました。
オンライン英会話(Native Camp、Cambly、DMM英会話、レアジョブ)
英語日記&ひとりごと
シャドーイング
NOVA駅前留学
英会話カフェ
Podcast
YouTube
参考書で単語、熟語、文法の勉強
アプリで発音練習
映画やドラマ鑑賞
妻と英会話
英会話の録音・文字おこし&レビュー
英語ニュース
これらの中には、効果を感じたものもあれば、効果を全く感じなかったもの、単に長続きしなかったものもあります。
結局のところ最適な勉強法というのは個々の英語力や性格によって異なり、絶対の方法はないと思いますが、1人の英語学習者の1つのサンプルとして、これを読んだ方の参考になることを期待しつつ、各学習方法について以下に詳しく説明したいと思います。
結局、どの学習方法が効果的だった??
色々と勉強方法を検討した結果、私は英語力を向上させるには以下の5つの勉強法が効果的で重要という結論に至りました。
①単語帳・文法書で英語の基礎を勉強(⇒ボキャブラリーを増やす)
②発音トレーニング(⇒英語の音の理解)
③シャドーイング(⇒スピーキング&リスニング力向上)
④英語日記&独り言(⇒スピーキング力向上)
⑤英会話実践(⇒英語力の総合的なブラッシュアップ)
そして、私が効果を実感しつつ今も継続している勉強法は、2つのオンライン英会話スクール「Native Camp」、「Cambly」と、「英語日記&ひとりごと」、「シャドーイング」、「発音練習」です。
これらのおかげで、確実に私の英語力は向上しました。
その他の勉強法にももちろんメリットはあるのですが、私はこれらが英語力向上の為にも特に重要と考えておりますので、英語の勉強方法に迷っている方には是非これらを検討してみて欲しいと思っています。
以下に各種勉強法ついてポイントを纏めます(詳細についてはリンク先の別記事をご参照ください)。
お勧め度◎!私が特に効果を感じた勉強法
『Native Camp(ネイティブキャンプ)』
Native campは私が最も気に入っているオンライン英会話スクールです。
最大の魅力は回数無制限で英会話レッスンを受けられることです。
好きな時に好きなだけ英会話レッスンを受けられるので、英会話の実践経験を好きなだけ積むことができます。
これ単体でも学習効果は高いですが、他の勉強方法と組み合わせるとさらに効果的です。
私が様々が学習方法を比較検討した結果気づいたNative Campのメリット・デメリットについて解説します。
『Cambly(キャンブリー)』
こちらもNative Campと並ぶくらい気に入っているオンライン英会話スクールです。
最大の魅力は北米、イギリス、オーストラリア等、英語を母国語とする国出身のネイティブスピーカーの数が圧倒的に多いことと、レッスン動画が記録できることです。
Camblyのおかげで、ネイティブスピーカーの表現方法を学んだり、アクセントになれたりすることができます。
他のオンライン英会話にはないCamblyならではの魅力について紹介します。
私自身の経験を踏まえつつ、Camblyの効果的な使い方について説明します。
『英語日記&独り言』
即興で英作文をする能力や、スピーキング力を養うには非常に効果的な勉強法です。
オンライン英会話と組み合わせることで、英文はより洗練され、会話能力も一層向上しやすくなります。
英語日記をつけるようになってから英語力の向上を実感したので、学習効果の高い英語日記のつけ方を紹介します。
『シャドーイング』
英語上級者の多くがシャドーイングを薦めていることを知り、私もシャドーイングを3カ月ほど実践してみたところ、リスニング力と発音が向上しました。
英語のリズムや音に慣れることができるだけでなく、実際に口を動かす練習にもなるので、かなり効果的です。
私が実際に使用した学習教材と学習方法の詳細はこちらの記事を参照ください。
私が英語のシャドーイング練習に使用した教材と、シャドーイング時のルール、効果が出るまでの学習期間などについて説明します。
『アプリを活用した発音練習』
発音練習は1週間もすれば十分効果がありますので、発音が下手な人こそ真っ先にでもやる価値のある英語勉強法だと思います。
典型的なジャパニーズアクセントの私の場合は、1日で効果を実感し、一週間継続して練習をすることで大分発音を矯正することができました。
ジャパニーズアクセントを改善する為の発音練習に最適なアプリを紹介します。
お勧め度〇。有用とは感じつつも、他の勉強法との兼ね合いでやめてしまったこと
『駅前留学NOVA』
2019年に半年ほどNOVAに通いました。
私のプランは月額11,000円(税込)で月4回まで40分のレッスンを受講できるグループレッスンのコースで、レッスンのレベルは上から2番目のレベル8でした(NOVAのレッスンのレベルは5~9段階)。
半年のレッスンを経て、転勤をきっかけに辞めてしまいましたが、NOVAならではのメリット・デメリットやちょっとしたレッスン効率を高める裏技も発見しましたので、以下に纏めておきます。
NOVA駅前留学に半年間通って気づいた良い点・悪い点について説明します。
『レアジョブ』と『DMM英会話』
レッスン開始30分前であればキャンセルできるとはいえ、毎回レッスンの予約をしなければいけないという点が私には合っていませんでした。
個人的にはNative CampまたはCamblyの方がおススメですが、レアジョブ、DMM英会話ならではの魅力もありますので、各社のメリット・デメリットについては以下の記事をご参照ください。
大手オンライン英会話スクール4社(ネイティブキャンプ、Cambly、DMM英会話、レアジョブ)について比較しました。
実際にレッスンを受けて確認したいという方は2回分(1回25分)の無料体験レッスンがありますので、ぜひ試してみてください。
お勧め度〇。強い実感があるわけではないが、英語力向上に有用と感じられるので定期的にやっている勉強法
『Podcast』
Podcastは無料で手軽に利用できるリスニング教材として、非常に便利だと思います。
一方で、その便利さのあまりただ聞き流すだけになってしまいがちで、結果として聞いた時間の割には学んだ内容は少なめということになる可能性があります。
実際私はPodcastを何年も聞き続けていますが、上記のオンライン英会話や日記と比べると、学んだ内容は非常に限定的だと感じています。
とはいえ、聞かないよりは聞いた方が良いですし、お気に入りのPodcastが見つかれば楽しく英語の勉強することに繋がるので、聴く価値はあると思います。
以下に私のお気に入りのPodcastを4つほど紹介します。
私が長年聴き続けている、英語学習にも役立つお気に入りのpodcastを紹介します。
『英語ニュース』
インターネット上で閲覧できる英語ニュースの中にはSubscriptionつきのものもあり、英語学習教材として使えます。
私はニュースよりももっと自分にあった教材を見つけたので、最近はそんなに利用していませんが、発音が聞き取りやすいのでリスニングやシャドーイングの練習にお勧めです。
ただし、ニュース英語なのでトピックが難しかったり、単語が難しかったりする場合があります。
私がおススメする英語学習用のニュースサイトは以下の2つです。
ニュース①:VOA (Voice of America) learning English
ニュース②:NHK world news
『英語音声の録音・文字おこし&レビュー』
私は大事なシーンで英会話をする際はなるべく録音をするようにしています。
話し相手が変わればアクセントも変わるので、誰しも「特に聞き取りづらい人」はいると思いますが、録音してその人の音声を後でじっくりと聞き、また何度も聞くことで慣れることができます。
正直なところ、英語学習方法としてはあまり効果がありませんが、特定の人のアクセントに慣れる方法としてはある程度の効果はあります。
私が実際に行っている録音データの活用法についての詳細はこちらの記事を参照ください。
英会話を録音することは、時に英語学習に役立ちます。本記事では録音データの活用法を紹介します。
『参考書で単語、熟語、文法の勉強』
単語や熟語、文法を覚えることは話せる表現のバリエーションを増やすために必須です。
その一方で、使い方を間違えると英語脳の発達を妨げ、その後の英語の上達に悪影響を与える可能性もありますので、使い方には十分気を付けてください。
英語勉強の際に参考書を使う時の注意点について解説します。
お勧め度△。効果のほどはあまり分からないが、楽しいので続けていること
『Youtubeで有名英語講師、Youtuberの英語関連動画を視聴』
Youtubeには、非常に勉強になり、かつ楽しい英語関連の動画が溢れています。
楽しい動画は記憶に残りやすく、その上ついつい何度も見てしまうので、楽しくボキャブラリーを向上させるにはうってつけだと思います。
学習効率はそこまで高くはないので、Youtube中心の勉強は避けるべきだと思いますが、私が英語の勉強に役に立つと感じた動画チャンネルをいくつか以下に紹介します。
私が気に入っている、英語学習にも役立つYoutubeチャンネルを紹介します。
『妻との英会話』
これはある時、ふと始まりました。
厳密なルールはなく、英語を使いたい気分の時のみ英語で会話をするという、ただそれだけです。
この会話では、その時ハマっている英語フレーズを連呼する傾向があるので、一部のフレーズの発音については熟練していきます。
例えば、ある時は”Put it on the table.”という表現にハマっていた為、事あるごとに「プディドンザテーボー!」って言っていたので、この表現は大分ネイティブっぽく言えるようになりました。
そんな感じの表現が徐々に増えてきているので、多少は英語力の向上に役立っているような気がしています。
お勧め度×。効果を感じられなかった勉強法、長続きしなかった勉強法。
『英会話カフェでのスピーキング練習』
あまりお金をかけずに英語のスピーキング力を向上させたいという考えのもと、一時期、英会話カフェに通っていました。
英語を使ってお喋りしたい人にはお勧めですが、英語力の向上という観点においてはあまり効率が良くないと感じたので私は10回ほど利用したところでやめました。
私が感じたメリット・デメリットについての詳細はこちらの記事を参照ください。
英語勉強の一貫として、一時期私は英会話カフェに通っていました。その体験談と学習の成果を紹介します。
『英語でドラマ・映画を鑑賞』
様々な英語学習者のブログを読んでいると、ドラマや映画で英語を勉強しているという人が結構いたので、私も2018年の一時期、ドラマや映画を中心とした英語学習をしていました。
しかし2カ月程度続けた結果、この勉強法が私に合っているとも思えなかったのでやめました。
一方で、発音が上手く、音の理解力が高い人であれば、この学習方法は向いているかもしれません。
どういう人ならば英語でドラマ・映画を観て英語が上達するのか、実際の経験をふまえて考察してみました。
まとめ
私はこれまで英語の勉強法について色々と試行錯誤してきましたが、最近は本記事に書いたように「口を動かすこと」に重きを置いて勉強しています。
そして、そのおかげでスピーキング力だけでなく、リスニング力を一気に向上させることができました。
大学院時代や社会人3年目までの期間も論文を読んだりメールを書いたりと英語にはずっと触れてきましたが、今となっては結局のところ、口を動かす機会が少なかった為に英会話能力が成長しなかったのだと痛感しています。
私の勉強方法はあくまで英語学習の一例にすぎませんが、本記事が、少しでも私のように英語に悩んでいる方の参考になれば幸いです。