①6つの英会話スクールを（無料体験ではなくガッツリと）試した結果、ネイティブキャンプが最高という結論に至った理由10選の紹介
②私が英語力の向上を実感した、ネイティブキャンプの使い方の紹介
私は2019年秋に【ネイティブキャンプ】（Native Camp）に登録し、今現在も使い続けています。
私はこれまでネイティブキャンプの他にもDMM英会話、レアジョブ、EF English live、Cambly、NOVAを無料体験ではなくガッツリとそれぞれ何カ月も試してみましたが、個人的にはネイティブキャンプがコスパナンバー1です。
ということで、本記事では、私の経験に基づくネイティブキャンプの魅力やメリットについて纏め、一部デメリットや私のネイティブキャンプの使い方についても記載したいと思います。
Native Campの魅力・メリット
①いつでもレッスン受講可能で隙間時間を有効活用できる
ネイティブキャンプでは北米、イギリス、オーストラリア出身のネイティブスピーカーに加えて、世界100ヶ国以上の講師が登録している為、「どんな時間帯であろうとも、ほぼ必ずどこかの国の先生が待機」しています。
その為、通勤・通学前の早朝、昼休み、就寝前のどの時間帯であっても英会話レッスンを受けることができます。
予約してレッスンを受けることも可能ですが、「今すぐレッスン可能」のフィルターにチェックを入れることで、利用可能な先生を簡単に見つけることができるので非常に便利です。
②どこでもレッスン受講可能
これはオンライン英会話共通のメリットではありますが、インターネット環境さえあれば場所を選ばずにレッスンを受講できるということが本当に有難いです。
パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれかを持っていれば利用可能です。
③何度でもレッスン受講可能で1レッスンあたりのコスパナンバーワン
これは【ネイティブキャンプ】の最大の魅力だと思います。
なんと月額6,480円で、無制限にレッスンを受講できます！
このシステムのおかげで、心おきなく毎日レッスンを受けることができるので本当に有難いです。
また、週末の時間がある時には2レッスン受けることが出来ますし、忙しい日にちょこっと10分だけ英会話をする、というようにフレキシブルに受講スケジュールを組むことができます。
さらには、オンライン英会話の性質上、どうしても稀に接続不良な時がありますが、他のオンライン英会話と異なり、そういう場合にはレッスン数を気にせず再度他のレッスンを気軽に受けなおすことができるのも嬉しい点です。
④世界各国のバラエティーに富む講師陣
ネイティブキャンプには本当に様々な国籍の講師が在籍しています。
国ごとにアクセントが違うので、中には聞き取りづらいアクセントの講師もいますが、個人的には多国籍な講師陣というのはメリットだと感じています。
現代はグローバル化が進み、いつどこでどの国の出身の人と会うかは分からないので、仕事の取引相手や受講するセミナーの講師のアクセントがすごく聞き取りづらいということは十分起こりえます。
実際に私自身の経験として、プレゼン相手にガボン出身の人がいた時に、全く相手の話す内容が理解できず、アフリカのアクセントにもう少し慣れる必要があると感じることがありました。
その為、英語が母国語の北米、イギリス、オーストラリアなどの国のアクセントに加え、「様々な地域のアクセントに慣れ親しむことができる」という選択肢があることは大きなメリットだと思います。
さらには、様々な国の人と話すということは、様々な文化を知ることにつながり、自身の教養を深めることに繋がります。
例えば私はお酒が好きなのですが、セルビアでは「ラキア」という果実から作られる蒸留酒がポピュラーだということもネイティブキャンプのおかげで知ることができました。
ちなみに日本人講師もいますので、英語のみのレッスンに不安があるという人は、日本人講師を選べば心配ないと思います。
⑤独自の洗練されたインターフェース
ネイティブキャンプがオンライン英会話に使用しているシステムはネイティブキャンプ独自のものであり、これが中々素晴らしいです。
オンライン英会話スクールの中にはスカイプを利用しているところもありますが、スカイプと比べるとネイティブキャンプ独自のインターフェースは、接続不良になる頻度がスカイプと比べて少ない印象があります。基本的に通話品質は良好です。
また、レッスン中の画面は3分割できる仕様になっており、①相手の顔を表示する画面、②文字でやり取りする為のチャットボックス画面、③テキストを表示する画面を同時に表示することができます。
必要に応じて、表示する画面を選ぶこともできるので、このインターフェースのおかげでレッスン効率を高めることができます。
⑥家族で加入するとお得
我が家では妻もネイティブキャンプで英語を勉強しています。
2親等までの家族ならば、ファミリープラン月額1,980円に加入することができ、主会員と同様にレッスンを好きなだけ受けることができます。
妻は毎日レッスンを受けているので、一か月30日と仮定するとなんと妻のレッスン代は1レッスン約66円！さらに1レッスン26分だとすると1分あたり2.5円の計算になります。
激安です！
⑦カランメソッド
ネイティブキャンプでは、通常の4倍のスピードで英語が習得できると言われている英語教授法「カランメソッド」による英語レッスンを受けることができます。
カランメソッドの詳細については、それについて説明しているブログ記事が山ほどありますのでここでは割愛しますが、多くの日本人が苦手としているスピーキング力を鍛えたい人にはうってつけの英語学習法と言われています。
多数あるオンライン英会話スクールの中でも、カランメソッドの正式認定校は2020年3月現在、ネイティブキャンプを含めて日本に3つしかないので、このレッスンを受講できるということはメリットの一つだと思います。
妻がカランメソッドを現在受講中ですので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
カランメソッドステージ１からステージ６を受講して感じた効果をご紹介しています。
⑧豊富な学習コンテンツ
ネイティブキャンプは学習コンテンツ・教材が充実しています。
TOEICや英検にフォーカスしたテキストもあれば、文法に特化した教材や、日常英会話、旅行英会話、ビジネス英会話に特化した教材もあります。
子供向け教材もありますし、毎日学習用のニュース記事も更新されます（バックナンバーも利用可）。
個人的におススメの学習コンテンツは「5分間ディスカッション」です。
オンライン英会話ネイティブキャンプ(NativeCamp)の学習教材「5分間ディスカッション」が本当におススメなので、経験談とともにその魅力を説明します。
ディスカッションと聞くと、「そんなに議論するほどの知識・アイデアはないから無理！」と考える人もいるかと思いますが、講師はお題に関する質問リストを持っていますので、あまり馴染みのないトピックであっても話す内容にはあまり困らないです。
例えば、「環境問題」を選んだ場合には、「あなたの国ではどんな環境問題がある？」と聞かれることが多いのですが、そこで海洋汚染・大気汚染・土壌汚染・温暖化など何かしらの返答をすれば、あとはそこから会話は広がっていきます。
質問する内容は多数ある候補の中から講師が選ぶので、必ずしも毎回同じ質問をされるわけではありませんが、何度も同じディスカッショントピックを選ぶことで、次第に自身の考えが整理され、言いたいこともスムーズに言えるようになるので、確実にスピーキング力は向上すると思います。
⑨外部サービスと提携したリスニング・リーディングに特化した教材「Eステーション（Eステ）」
ネイティブキャンプの会員になっていると、なんと無料でコスモピア株式会社eステーションによって提供されているリーディング・リスニングの練習に特化したオンライン教材を利用できるようになります。
そして実はこのEステ内の教材がシャドーイングの練習をする上で本当に素晴らしいのです。
詳細は別記事「英語シャドーイングのやり方とおすすめの学習教材～効果が出るのはいつ頃？～」を読んで頂きたいのですが、このEステが丁度ネイティブキャンプの足りない部分を補ってくれています。
私が英語のシャドーイング練習に使用した教材と、シャドーイング時のルール、効果が出るまでの学習期間などについて説明します。
⑩イケメン、または美人な講師でモチベーションアップ
特にネイティブキャンプが他のオンライン英会話スクールと比べて美男・美女が多いということはないと思いますが、非常に多くの講師が在籍しているおかげで、一定数はモデルのような講師がいます。
英会話とは結局は人とのコミュニケーションなので、「この人ともっと話したい！」というようにモチベーションが高まれば、自然と喋る量が増え、それが結果として英語力の向上にも繋がります。
個人的には、レッスンだけでなく、講師の顔写真を見ながら、「誰と話そうかなー」と考える時間も楽しんでいます。
ネイティブキャンプのデメリット
ここまでNative Campを大絶賛してきましたが、実はネイティブキャンプが完全無欠かと言われればそうではありません。
メリットに比べると些細なことではありますが、実はいくつか物足りない部分もありますので、以下にそれらについて記載します。
①英語が母国語の国（北米、イギリス、オーストラリアなど）出身の講師が少ない
ネイティブキャンプに在籍している講師の数としては、フィリピン人が非常に多く、次いでセルビア人が多いです。
アメリカ人、カナダ人、イギリス人、オーストラリア人などは少ないです。
それ故、もし「英語が母国語の講師じゃないと嫌だ！」という人がいれば、ネイティブキャンプは向かないかもしれません。
ネイティブキャンプに限らず大体のオンライン英会話はフィリピン人が主な講師ですし、発音の綺麗なフィリピン人講師は多数いますので、この事を気にしすぎる必要はないと思っていますが、どうしても気になる人は別記事でおススメしている【Cambly（キャンブリー）】
を検討して欲しいと思います。
他のオンライン英会話にはないCamblyならではの魅力について紹介します。
ちなみに、全体的な傾向として、セルビア人は独特なクセや訛りが少なく、綺麗で聞き取りやすい英語を話す人が多いです。
②追加費用が発生する場合がある
予約せずにレッスンを受けるのであれば追加費用は発生しませんが、講師の予約をする場合には基本的に追加で費用がかかります（※予約無料講師も少しいます）。
フィリピン人やセルビア人などの非ネイティブ講師を予約する際には100コインかかり、アメリカ人などのネイティブ講師を予約するには500コインかかります。
非ネイティブ講師は多数在籍しているので予約せずともレッスンを受けることができますが、ネイティブ講師は数が少ない為にラッキーでない限り予約をしないとレッスンを受けることができません。
ネイティブキャンプ内で使用されるコインはサイト内で購入可能で、500コイン1000円、1600コイン3000円、2700コイン5000円、5500コイン10000円となっています。
また、カランメソッドなどの特別レッスンは予約レッスンが必須なので、確実に月会費に加えて別途費用が発生します。
③講師の質にばらつきがある
これは仕方のないことだと思いますが、在籍講師が多い分、優秀な講師がいればイマイチな講師、もしくは相性の悪い講師も一定数います。
ただし、ネイティブキャンプには「お気に入り」機能と「非表示」機能があり、好きな講師のみを表示させたり、苦手な講師を非表示にしたり出来ますので、そこまで大した問題ではないと思います。
私のネイティブキャンプの使い方
では実際に私がどのようにNative Campを使っているのかというと、私のネイティブキャンプの使い方は主に以下の4つです。
①「フリートーク」を選択し、自分で書いた英語日記の添削を講師に依頼し、文法的な間違いを指摘してもらったり、より自然な表現方法を教えてもらったりする（パラフレーズしてもらう）。また、最近覚えたフレーズを実際にレッスンの中で使用し、スムーズに言えるようになるまで繰り返し練習する。
②「5分間ディスカッション」を選択し、100個のトピックについて自分の意見を英語で言えるようになるまで練習。
③毎日更新される「Daily News」を選択し、記事のリスニング・音読をしながらボキャブラリーを増やし、教養も深める。
④文法関連の教材を選択し、文法の復習。英文法は一通り勉強したことある為、私にとっては若干簡単なレッスンではあるが、フリートークで練習したいフレーズや文法を考える際の参考になったり、自身の苦手な文法に気づくことがあったりするので、時々文法は復習するようにしています。
割合としては①が最も多いです。
登録当初は④が多かったですが、最近は①：②：③：④=50%：25%：20%：5％という感じです。
私は英会話レッスンの最大のメリットは「実際に使われる生きた表現を学ぶことができる」と、「アウトプットの練習ができる」ということだと思いっておりますが、それを最大限に活かせるようなレッスンを考えた結果、上記のようなネイティブキャンプの使い方に辿り着きました。
勿論、最適な勉強方法は個人の英語力や性格も関係してくるので、一概に私の手法が他の人にも合っているとはいえませんが、少なくとも私はこのレッスンを半年以上続けることで、スピーキング力がついてきたと感じています。
なお、ネイティブキャンプの機能の一つとして、ホーム画面から「レッスンへの要望」を事前に書いておくことができます。
これを書いておくと、レッスン開始時に講師がそれを読み、こちらの意向を汲んだレッスンをしてくれるので、もし何か要望があれば書いておくことをお勧めします。
まとめ
最適な英語の勉強方法は人それぞれ異なるとは思いますが、色々な英語勉強法を試しては挫折してきた私がようやく辿り着いた勉強法がネイティブキャンプですので、やはりネイティブキャンプは英語学習者にとって最高のツールの一つだと思います。
そして、ネイティブキャンプの使い方も人それぞれだとは思いますが、毎回のレッスンで自身の小目標を持つことは非常に重要だと思います。
小目標は、覚えたフレーズを使う練習をする、パラフレーズ表現を一つ教えてもらう等、何でも良いですが、目標なしのレッスンは効果も薄いので勿体ないと思います。
私自身、一時ネイティブキャンプに慣れてきた頃、ただなんとなく毎日1レッスンを受けていただけの時期がありましたが、振り返ってみるその頃はあまり有意義なレッスンではなかったと思います。
この記事がネイティブキャンプやその他オンライン英会話スクールを試してみようと考えている方の参考になれば幸いです。
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