本記事を読んで欲しい方

・社会人になってから本格的に勉強を始めた人
・自身の英語学習方法を確立できていない人
・これから英語を勉強しようと思うが、何から始めたら良いかわからない人
・勉強はしているけど英語力が上達していると感じていない人
・効率的に英語を勉強したい人

前書き

私は社会人になってから本格的に英語を勉強し始め、今となっては8年以上が経ちました。

会社入社時の英語力はTOEIC 565点でしたが、紆余曲折しながらも継続的に英語に触れてきたおかげで2020年の今はTOEIC 950点(リスニング495点、リーディング455点)を取得できるレベルまで上達しました。

私は未だに英語を勉強中の身で、有名な英語ブロガーの方々のようにネイティブみたいにペラペラと英語を話せるレベルには達しておりませんが、それでもなんとか海外の企業で働く機会も得ることができましたし、一応英語を喋れる人の仲間入りはできたと思っております。

ただ、ふと自分自身の英語への取り組みを振り返ってみると、無駄が多く、もっと効率的に英語力を伸ばすことが出来たはずだと感じています。

しかしその一方で、様々な英語ブログで英語を話せる人の体験談を読み、様々な勉強法を経験し、試行錯誤を繰り返してきたおかげで、どういう勉強をしたら英語力が伸びるのかある程度分かるようになったのは良かったのかなと思います。

以上の背景もあり、私と同じように英語で苦労している社会人に向けて、本記事ではおすすめの勉強法を紹介したいと思います。

最適な勉強法は個人の現時点の英語力や性格によって異なりますので、そんな単純ではないことは重々承知しておりますが、英語学習方法検討の参考にして頂ければ幸いです。

※社会人向けと書きましたが、それ以外の英語学習者の参考にもなるかと思います。

英語学習の大前提:英語は絶対に上達する。但し、上達速度はやり方次第

英語は間違いなく、勉強すればするほど上達します。ただし、やり方が適切でないと、上達スピードは遅くなってしまいますし、いつまで経っても自身の満足のいくレベルに到達しない可能性もあります。

また、「英語の習得に年齢は関係ない」という人が多くいますが、間違いなくあります。

子供と大人では言語の習得能力が全く違いますし、30、40代の社会人の方が高校生・大学生より頭の柔軟性・吸収力が劣る傾向にあります。

その為、本気で英語力を飛躍的に伸ばしたいのであれば、最低でも毎日2時間は英語を勉強しましょう

そして、社会人の英語学習は10代よりも効率が悪いと開き直っておきましょう。少し気が楽になります。

一方で、これまで英語の勉強に費やした自身の経験や、その他インターネット上で情報を発信している諸先輩方の経験を踏まえると、細かい手法や教材の違いはあれど、社会人が英語を勉強する上で重要なポイントは以下の5つという結論に至りました。

  • 単語帳・文法書で英語の基礎を勉強(⇒ボキャブラリーを増やす)
  • 発音トレーニング(⇒英語の音の理解)
  • シャドーイング(⇒スピーキング&リスニング力向上)
  • 英語日記&独り言(⇒スピーキング力向上)
  • 英会話実践(⇒英語力の総合的なブラッシュアップ)

つまり最適な勉強法を見つけるということは、上記5項目について、自分自身の現在の英語レベルに合わせた最適な配分・取り組み順序を見つけることだと思います。

以上のことを前提とし、最適な英語の勉強法を決める際の参考情報として、以下の学習方法診断を作成しましたので、是非ご参考にして頂ければと思います。

なお、上記5項目それぞれの勉強法については別記事に記載してありますので、興味が湧いたら最下部の関連記事をクリックして読んでみてください。



社会人向け【最適な英語学習方法診断】

個人の英語能力(ボキャブラリー量、英語の音への理解度、アウトプット/インプットのどちらが得意か)を参考に、最適な勉強方法を診断します。

以下3つの問について該当する記号を一つずつ選択し、ご自身の選択した記号の組み合わせに対応する学習方法案の項目をご覧頂ければと思います。

(※問1の答えがaの人は問2, 問3に答える必要はありません。問1の答えがbの人は問3を答える必要はありません。)

↓各回答をクリックするとそれぞれの勉強方法詳細までページ内ジャンプします↓
以下の回答の見方⇒(問1の答え, 問2の答え, 問3の答え)

①(問1がa)

圧倒的にボキャブラリーが足りませんので、まずはbを目指して単語帳や文法書を使ってまずはボキャブラリーを増やしましょう。

子供は耳から言語を覚えることが出来ますが、大人になった社会人は無理です。

時間や環境の制約がある上にそもそも言語の吸収能力が子供よりも圧倒的に劣っているからです。

注意点として、単語・英文を覚える際には、今後の学習効率を高める為にも英語の音を正しく認識する必要がある為、必ず声に出しながら発音を確認しましょう。

②(問1b+問2p)

やることは山積みですが、まずは発音練習をしましょう。発音は英語学習の基礎です。英語の発音が上手になると、英語の音の理解度が高まりますので、結果としてスピーキング力とリスニング力が向上しやすくなります。

一週間程度本気で発音練習すればすぐ効果は表れますので、ある程度発音の上達を実感した上で次のステップに行きましょう。

発音練習後は、簡単な英語教材を使ったシャドーイングで口を動かすトレーニングをしましょう。

シャドーイングはスピーキングとリスニングの両方に対して非常に効果的です。

また、ボキャブラリーが全然足りていませんので、使える表現を増やすためにも文法の勉強はしましょう。

③(問1b+問2qまたはr)

英語学習の基礎ともいえる発音練習に時間をかける必要がないので、簡単な英語教材を使ったシャドーイングで口を動かすトレーニングをしましょう。

シャドーイングはスピーキングとリスニングの両方に対して非常に効果的です。

また、ボキャブラリーが全然足りていませんので、使える表現を増やすためにも文法の勉強はしましょう。

④(c,p,X)

まず発音を直しましょう。発音は英語学習の基礎です。英語の発音が上手になると、英語の音の理解度が高まりますので、結果としてスピーキング力とリスニング力が向上しやすくなります。

一週間程度本気で発音練習すればすぐに効果は表れます。

また、ボキャブラリーは十分備わっているはずですので、発音練習と同時に、英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣もつけましょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

発音練習がある程度満足行くレベルに達した後は、シャドーイングを開始し、スピーキングとリスニングのトレーニングをしましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

⑤(c,p,Y)

まず発音を直しましょう。発音は英語学習の基礎です。英語の発音が上手になると、英語の音の理解度が高まりますので、結果としてスピーキング力とリスニング力が向上しやすくなります。

一週間程度本気で発音練習すればすぐに効果は表れます。

発音練習がある程度満足行くレベルに達した後は、シャドーイングを開始し、スピーキングとリスニングのトレーニングをしましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

リンキング(音の連結)やリダクション(音の脱落)を意識しながら何度もシャドーイングすることで、リスニング能力は向上します。

もしスピーキング力も鍛えたいのであれば、英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣もつけるといいでしょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

さらにオンライン英会話でネイティブスピーカーと会話するのも組み合わせれば、自然な英語表現を学べるのでよりスピーキング力は向上するでしょう。

⑥(c, qまたはr, X)

英語学習の基礎ともいえる発音練習に時間をかける必要がなく、十分なボキャブラリーが備わっているはずですので、まずは英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣をつけましょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

また、英語日記&独り言と同時に、シャドーイングも行い、スピーキングとリスニングのトレーニングをしましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

⑦(c, qまたはr, Y)

徹底的にシャドーイングを行い、スピーキングとリスニングのトレーニングをしましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

リンキング(音の連結)やリダクション(音の脱落)を意識しながら何度もシャドーイングすることで、リスニング能力は向上します。

もしスピーキング力も鍛えたいのであれば、英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣もつけるといいでしょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

⑧(d, p, X)

まず発音を直しましょう。発音は英語学習の基礎です。英語の発音が上手になると、英語の音の理解度が高まりますので、結果としてスピーキング力とリスニング力が向上しやすくなります。

一週間程度本気で発音練習すればすぐに効果は表れます。

また、ボキャブラリーは十分備わっているはずで、スピーキングが課題となる要因は口を動かす練習不足、または覚えた表現を使う練習不足ですので、オンライン英会話で徹底的に実践トレーニングを積みましょう。

言いたい表現がすぐに思いつかないことが頻繁にある場合には、英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣もつけましょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

上記に加えて、シャドーイングも行うと良いでしょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

⑨(d, p, Y)

まず発音を直しましょう。発音は英語学習の基礎です。英語の発音が上手になると、英語の音の理解度が高まりますので、結果としてスピーキング力とリスニング力が向上しやすくなります。

一週間程度本気で発音練習すればすぐに効果は表れます。

発音練習が満足のいくレベルに達したら、後は徹底的にシャドーイングを行い、スピーキングとリスニングのトレーニングをしましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

リンキング(音の連結)やリダクション(音の脱落)を意識しながら何度もシャドーイングすることで、リスニング能力は向上します。

上記に加えて、オンライン英会話を利用するなどしてネイティブスピーカーと話す実践トレーニングを徹底的に行えば、よりネイティブの発音に慣れ親しむことでリスニング力はさらに向上するでしょう。

⑩(d, q, X)

ボキャブラリーは十分備わっているはずで、スピーキングが課題となる要因は口を動かす練習不足、または覚えた表現を使う練習不足ですので、オンライン英会話で徹底的に実践トレーニングを積みましょう。

言いたい表現がすぐに思いつかないことが頻繁にある場合には、英語で日記をつけ、英語で独り言を言う習慣もつけましょう。

瞬間英作文&言いたい表現を自在に言えるようになるトレーニングとして効果的ですので、スピーキング力向上の助けになります。

上記に加えて、シャドーイングも行うと良いでしょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

⑪(d, q, Y)

咄嗟に言いたいことを言える英作文能力はある一方で、まだ英語の音の聞き分けに苦手な部分があると思われますので、まずは徹底的にシャドーイングを行いましょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、スピーキングとリスニングの両方の観点において最強の学習方法です。

リンキング(音の連結)やリダクション(音の脱落)を意識しながら何度もシャドーイングすることで、リスニング能力は向上します。

あとは経験不足を補うためにオンライン英会話を利用するなどしてネイティブスピーカーと話す実践トレーニングを徹底的に行い、リスニング能力をブラッシュアップしましょう。

⑫(d, r, X)

ボキャブラリーも英語の音を理解する力も十分備わっているはずですので、あとは経験不足を補うために積極的にオンライン英会話でネイティブスピーカーと会話をしましょう。

実践トレーニングを徹底的に行うことで、自然な言い回しを吸収できたり、会話に慣れたりすることで出来るので、スピーキング力は一つ上のレベルに成長するでしょう。

また、同時にシャドーイングも行うと良いでしょう。

シャドーイングは実際に音を聞きながら口を動かすので、リスニングだけでなくスピーキング練習にも効果的です。

⑬(d, r, Y)

咄嗟に言いたいを言える英作文能力も英語の音を理解する力も備わっているはずですので、あとは経験不足を補うためにオンライン英会話を利用するなどしてネイティブスピーカーと話す実践トレーニングを徹底的に行いましょう。

もし、英語の聞き取りに中々慣れないようであれば、それはまだ英語の音を聞き分ける力が不足していることが原因かもしれませんので、音のリンキング(音の連結)やリダクション(音の脱落)を意識しながら何度もシャドーイングを行いましょう。

まとめ

サラリーマンをやりながら英語を勉強していると辛いことも多々あると思います。

海外出張に行く為、海外赴任の為、取引先との交渉の為、出世の為、転職の為など、英語を勉強する理由は様々でしょうが、学生の頃と違いプレッシャーは大きいと思います。

しかし、努力の末に英語が話せるようになったら、自身の可能性はきっと大きく広がるはずです。

今よりもさらに明るい将来を見据え、是非一緒に勉強を頑張りましょう。

本記事が、これを読んで下さった英語の学習に悩んでいる方の参考に少しでもなれば幸いです。